日本初
味付ジンギスカン
グランプリ!

いつでもどこでも美味しい羊肉が食べられるようになり、かつてないほどに羊肉の人気が高まっています。「味付ジンギスカン」は、ジンギスカン文化とともに全国へ普及し、各地域で独自の進化(味)を遂げ、地域の特産品としても人気になっています。

気軽に美味しく家庭で楽しめ、美食としてもっともっと注目されるべき「味付ジンギスカン」の認知向上を目指し、日本初の「味付ジンギスカングランプリ」を開催いたしました。

日本初の「味付ジンギスカン」No.1決定戦

受賞商品

実行委員会総評

表彰式において意義と総評をまとめたラムバサダーの菊池一弘が、文章として表彰式で話した総評をまとめました。味付ジンギスカングランプリの審査後の審査員の感想としてご覧くださいませ。

改めて味付ジンギスカングランプリの意義

羊肉が普及し、スーパーで気軽に買えるようになりました。そこで出て来る問題は「羊肉を家庭でどう食べたらいいのか?」という事。ジンギスカン以外羊肉の有名な食べ方がない事が現状です。しかし、家でジンギスカンをやる事は匂いもつくしなかなか難しい。

そこで、我々が改めて注目したいのが「味付ジンギスカン文化」です。味付でパックに入っており、量販店で冷凍販売されている、もっとも消費者に身近な羊肉です。解凍して炒めるだけでおかずにも、おつまみにもなるし、野菜と混ぜる、麺やコメと炒める、一緒に炊き込むなど日本のおかず文化の延長にあるのが、この味付ジンギスカンなのです。

冷凍で一気に仕入れて一気に加工できることもあり、食肉高騰時代向けのお肉でもあり、冷凍なので肉のロスが少ない次世代の商品でもあるのです。各地でオリジナルの味がある「地酒ならぬ、地ジンギスカン」があるのも面白い特徴です。

しかし、味付ジンギスカンは数百種類あるにもかかわらず、北海道はじめ一部地域以外ではあまり食べられません。身近だけどあまりよく知られていない「味付ジンギスカン文化」を、もっと多くの人に知ってもらいたい!という思いで、「味付ジンギスカン」グランプリを開催いたしました。

味付ジンギスカンに対する昔の「安い食べ物」のイメージはすでに過去の事。気軽に美味しく家庭で楽しめる美食として、もっともっと注目されるべきである!と考えています。

審査について

このグランプリは「優劣をつける」ためのものではありません。味付ジンギスカンの魅力を多くの人に広め、羊肉のおいしさを多くの方に知っていただくために開催します。また、企業開催のグランプリは試食なしの場合があったりもしますが、私たちは生産農家、生産企業に敬意を表して70商品すべて試食いたしました。グランプリは点数のトップを、各賞は各担当の推薦で決める形をとりました。

その時間は試食11時間。北海道出身者、その他の地域出身者、オーストラリア人と、まったく食の好みが違う審査員が審査。納得感と公平性にこだわり、特にグランプリ以外の各賞は2時間の議論の末審査の結果を出しました。甲乙つけがたい商品が多く、苦渋の決断的な側面もありました。

審査員が思った事

試食して思ったことは、醤油味に頼りすぎている事、甘みが強い事などが特徴であり、課題であると感じました。野菜と一緒に炒めて、ご飯のおかずとしては最高なのですが、食生活やライフスタイルの変化に合わせて、オールドファッションの良さを維持しつつ、「あまじょっぱい」から一歩踏み出した、新しい味付ジンギスカンをラインナップに入れることが出来たら、さらに味付ジンギスカンのすそ野は広がり、多くの人に愛される食品になると感じました。味付ジンギスカンの魅力が今後一部地域だけで終わるか、日本中で愛されるものになるかはこの点にかかっています。既存の味を維持しつつ、新しい味に是非挑戦していき、味付ジンギスカンの可能性をもっと伸ばしてほしいと思いました。

文責:羊齧協会代表 ラムバサダー
 審査員 菊池一弘

エントリー商品全紹介
ジンギスカンのあんべ 秘伝のタレ漬け熟成ジンギスカン 東洋食肉販売株式会社 十勝事業所 氷室仕込 帯廣ジンギスカン 株式会社マツオ 松尾ジンギスカン 味付特上ラム 株式会社マツオ 松尾ジンギスカン 味付特上マトン 信州不動温泉さぎり荘 極上ラムジンギスカン 有限会社 管野精肉店 十勝かんの 味付ラムじんぎすかん 有限会社 管野精肉店 十勝かんの 味付ロースじんぎすかん 有限会社 管野精肉店 十勝かんの 味付塩ラムじんぎすかん 株式会社 尾谷商店 特選味付ラム 尾谷のらむじん 有限会社 伊藤商店 当別町 いとう味付じんぎすかん 株式会社金子精肉店 和寒ジンギスカン 味付ラム 甘口 株式会社金子精肉店 和寒ジンギスカン 味付ラム 中辛 株式会社金子精肉店 和寒ジンギスカン 味付ラム 辛口 フレッシュトップ田中屋 自家製ジンギスカン フレッシュトップ田中屋 自家製ジンギスカン 辛口 フレッシュトップ田中屋 自家製ジンギスカン 冷凍真空パック 株式会社いわちく 味付ジンギスカン
共栄食肉株式会社 小樽運河焼肉 ロースジンギスカン 有限会社大畠精肉店 新十津川名産 上肉じんぎすかん 共栄食肉株式会社 まろやかジンギスカン 株式会社ヒルゼン高原センター ひるぜん壺漬け風ジンギスカン 共栄食肉株式会社 小樽ラムジンギスカン 株式会社KURIMU クリムのじんぎすかん 株式会社KURIMU クリムのカレーじんぎすかん 株式会社ブリッジス 札幌王様 札幌王様 塩ラムロールジンギスカン 北農食販株式会社 神ギスカン 有限会社久上工藤商店 きゅうじょう 味付マトンロース 有限会社久上工藤商店 きゅうじょう 熟成味付ラム むさしや食品有限会社 信州新町本場ジンギスカン むさしや食品有限会社 信州新町本場ジンギスカン 羊肉ロース むさしや食品有限会社 信州新町本場ジンギスカン 辛口 有限会社キッチンヒラオカ ヒラオカ味付ジンギスカン 有限会社エムアンドエフ・サービス ようてい森のジンギスカン 株式会社Catch Ball ロッヂのタレ付きラム肉
株式会社Catch Ball ロッヂのタレ付きラム肉 ミントとレモングラス 株式会社Catch Ball ロッヂのタレ付きラム肉 西京味噌とバナナとアボカド 今野醸造株式会社 今野味付ジンギスカン 株式会社 肉の山本 成吉思汗たれ 味付ジンギスカン 株式会社 肉の山本 千歳ラム工房 味付ラムジンギスカン 株式会社 肉の山本 夜空のジンギスカン しお味 有限会社 伊藤商事 ジンギス缶 ミートショップ小久保 小久保のラムジンギスカン 株式会社伏見精肉店 伏見特製 根室ジンギスカン 有限会社 肉の鈴木屋 遠山ジンギス こだわり銀印 有限会社ノザキ・コーポレーション 味付ラム しょうゆ味 有限会社ノザキ・コーポレーション 羊さんの昔ばなしジンギスカン みそ味 有限会社ノザキ・コーポレーション 味付ラムジンギスカン しょうゆ味 まるちよジンギスカン まるちよジンギスカン 有限会社白樺 白樺ジンギスカン 羊小屋ラムチョップ 川湯ジンギスカン タレ味 羊小屋ラムチョップ 川湯ジンギスカン 塩味
羊小屋ラムチョップ 川湯ジンギスカン 辛口 株行会社 田西会館 およげ!じんぎすかん! 松龍 たれつけラムジンギスカン お肉屋さん たどころ 厚切7mmジンギスカン 有限会社うめつぼ うめつぼジンギスカン 有限会社うめつぼ うめつぼジンギスカン 串すてーき 有限会社 ハイジ牧場 オリジナル味付ジンギスカン 株式会社佐久精肉店 味付ラムジンギスカン しょうゆたれ 株式会社佐久精肉店 味付ラムジンギスカン みそたれ 株式会社佐久精肉店 味付ラムジンギスカン とまとたれ マルハニチロ畜産株式会社 さっぽろやわらか焼肉ロースジンギスカン 知床ジンギスカンそら 知床ジンギスカン 味付ラム肩ロース 知床ジンギスカンそら 知床ジンギスカン 塩ラム肩ロース 有限会社市原精肉店 塩コロジンギスカン 東日本フード株式会社 すりおろし生姜が自慢のラムジンギスカン 東日本フード株式会社 すりごまが自慢の味噌ラムジンギスカン 株式会社HIT Corporation 豆乳ラムジンギスカン

審査員紹介

味付ジンギスカングランプリは、
すべて実食審査!

5月17日、「味坊集団」オーナーの梁宝璋ラムバサダーの協力のもと、足立区・六町の味坊工場にて、審査員6名による11時間にわたる全68商品の実食審査が行われました。本来であればジンギスカン鍋を使うのがベストでしたが、審査効率化を図るため網焼きでの実施といたしました。それでも、11時間もかかってしまったのは理由がありまして、甲乙つけがたい魅力的な商品が揃ったためでした。その中で数商品だけを選ぶのは非常に難しい審査となりました。

各商品、地元に愛されるには訳がある!と思わせたり、さすが、考えられて作られている!という物もありで、皆様のジンギスカンや羊肉に対する思いがひしひしと伝わってくる商品ばかりでした。審査員一同、この「味付ジンギスカン」という多くの方が作り育てて来た日本独自の羊肉文化の奥深さと、未来を感じる審査となりました。この気づきを、日本の味付ジンギスカン文化の底上げを行い、魅力を広めることにより、皆様に還元していきたいと考えております。

審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子 審査の様子

開催概要

対象
日本全国の味付ジンギスカン
主催
ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア(オージー・ラム)
協力
オーストラリア大使館、北海道遺産ジンギスカン応援隊、羊齧協会、ラムバサダー・プロジェクト
実施の目的
  1. 味付ジンギスカンの認知向上
  2. 羊肉の普及
  3. オージー・ラムの販売促進
参加条件
  • 参加無料
  • 味付ジンギスカンを商品として販売している企業・店舗であること
  • オーストラリア産羊肉を使用していること
  • 食肉製品製造の認可工場(店)で製造されている商品であること
  • 誰でも購入できること
審査基準

6名の審査員が実食し、評価の視点(下記参照)に基づき5段階(1~5)評価を行い、合計評点の比較により選出する。

【評価項目と評価の視点】

  • 味(おいしさ、食べやすさ、タレと肉のマッチング)
  • コストパフォーマンス(品質に対して買いやすい価格か)
  • オリジナリティ(地域の特徴、企業・お店の特徴)
  • 羊肉普及貢献度(販売歴、認知度)

2店舗以上が最高得点を獲得した場合など、同点で競合する場合は審査員間の協議により選定することがある。