2022年からスタートした「味付ジンギスカングランプリ」は、毎回、全国各地からたくさんのエントリー商品が集まり、結果、多くのメディアに取り上げられ、羊肉業界・ジンギスカン業界に大きなインパクトを与えています。
そして4年目となる2025年度は、「市販品部門」と「店舗メニュー部門」のふたつの募集枠にリニューアルして応募受付を開始します。
本企画を通して、日本全国の羊肉ファンならびにジンギスカンファンの方々に、新しい「出会い」をお届けするとともに、味付ジンギスカンがさらに広く多くの方に知れ渡るチャンスになればと切に願っています。
皆様からのたくさんのエントリーをお待ちしています!
日本人にとって最もポピュラーな羊肉料理といえばジンギスカン。なかでも「味付ジンギスカン」は、ジンギスカン文化とともに全国へ普及し、各地域で独自の進化を遂げ、特産品としても人気です。
気軽に美味しく家庭で楽しめ、美食としてもっともっと注目されるべき「味付ジンギスカン」の価値を世に伝え、味付ジンギスカン業界全体を盛り上げること。そして羊肉の需要を増やすことが「味付ジンギスカングランプリ」の目的です。
スライスされた羊肉(ラム・マトン)を、事前に専用のタレ(調味液)に漬け込み、それを焼いて食べる商品またはメニューのことを「味付ジンギスカン」と私たちは定義しています。
北海道を中心に、伝統的な醤油ベースの味付ジンギスカンがポピュラーで、塩味や味噌味などの商品もありますが、それ以外のまったく新しい味、ジンギスカンの可能性を拓く「次世代の味付ジンギスカン」も私たちは探しています。
味付ジンギスカンは、おいしさだけでなく、いま社会が抱える諸問題(食のライフスタイルの変更、地球規模の食肉価格の上昇、環境負荷の問題など)を解決できる可能性を持つ食品であると私たちは考えています。
など、たくさんの可能性が!
これまで通り、現在市販されているパッケージ商品がエントリーできる「市販品部門(旧一般部門)」の他に、飲食店様が自店舗で提供している(もしくは今後提供予定である)メニューを募集する「店舗メニュー部門」を新設。それぞれエントリーを受け付けます。今年も二部門で味付ジンギスカンを盛り上げていきます!
市販品部門にエントリーできる商品の定義としては「メーカー様・店舗様が現在市販しているパッケージ商品であること」「オージー・ラムまたはマトンで作られた商品であること」となります。
味付は問いません。エントリーいただいた商品を一次選考として審査員が実食審査し、グランプリ候補ならびに各賞を選出します。
グランプリ候補の商品は、一般消費者による決選投票(北海道ジンギスカンフェスティバルにて実施予定)でグランプリを決定します。
ジンギスカン専門店、焼肉店、居酒屋、レストランなど各種飲食店様で現在提供されている(もしくは開発して今後提供予定である)味付ジンギスカンメニュー(味付けされたタレに漬かった羊肉メニュー)が対象の部門になります。
また、市販品部門と同様に、「オージー・ラムまたはマトンを作ったメニューであること」もエントリー条件になります。
味付は問いません。エントリーいただいたメニューを審査員が実食審査し、グランプリならびに各賞を選出します。
去る4月中旬に、専門家審査員による、市販品部門41商品、店舗メニュー部門34商品、全75商品の実食審査が行われました。審査員は、オーストラリア・ビクトリア州政府職員から、量販店のバイヤー、食メディアの編集者まで多岐にわたり、完全ブラインドテイスティングの方式で試食審査をしました。
市販品部門は、評価点数の上位3商品が5月16日〜18日に札幌で開催された「北海道ジンギスカンフェスティバル2025」での決選投票(来場者による試食審査)に進出し、ジンギスカン愛あふれる北海道の方の舌で、今年度のグランプリならびに各賞が決定しました。
[後列左から]
稲田浩(RiCE編集長)
丸山愛菜(クックパッド株式会社 編集部)
小竹貴子(クックパッド株式会社 編集部本部長)
金澤卓也(大手流通バイヤー)
金沢宏人(大手流通バイヤー)
[前列左から]
本田美穂子(北海道遺産ジンギスカン応援隊 事務局長)
石井秀代(ラムバサダー、株式会社crossroad works 代表取締役)
トラヴィス・ブラウン(MLA駐日代表)
ミーファ・パーク(ラムバサダー)
寺井彩花(ラムバサダー)
[後列左から]
菊池一弘(ラムバサダー、羊齧協会代表)
山本佳菜子(クックパッド株式会社 広報部)
成実瞳子(クックパッド株式会社 編集部)
金澤卓也(大手流通バイヤー)
金沢宏人(大手流通バイヤー)
[前列左から]
ミーファ・パーク(ラムバサダー)
石井秀代(ラムバサダー、株式会社crossroad works 代表取締役)
グレアム・キング(オーストラリア ビクトリア州政府 貿易開発マネージャー)
本田美穂子(北海道遺産ジンギスカン応援隊 事務局長)
市販品部門
エントリー商品一覧(市販品)店舗メニュー部門
エントリー商品一覧(店舗メニュー)授賞式でもスピーチありました、実行委員長でありラムバサダーの菊池一弘による総評です。味付ジンギスカングランプリの審査員の感想としてご覧ください。
本年度も「味付ジンギスカングランプリ」に多くのご参加をいただき、誠にありがとうございました。 第4回目となる今回は、「市販品部門」と新設の「店舗メニュー部門」の二部門で開催し、全国各地から多彩なエントリーが寄せられました。
審査を通じて感じたのは、商品のクオリティが年々向上していることです。特に今年はこの傾向が顕著で運営していて、手ごたえと業界の進化、そして味付けジンギスカンの未来を強く感じました。
醤油ベースに加え、塩味や味噌味、さらにはスパイスを効かせた独創的な味付けの商品が多く見受けられ、味付ジンギスカンの可能性がさらに広がっていると実感しました。
また、味付ジンギスカンは、家庭で手軽に調理できる利便性や、冷凍保存によるフードロス削減といった点でも、現代の食生活にマッチした食品です。 羊肉の普及とともに、味付ジンギスカンが「可能性を秘めた食肉加工品」としての役割を果たすことを期待しています。
東京審査会、札幌での審査会で多くのお客様の反応を私は見ましたが、みんな本当においしそうに、楽しそうに審査していました。これこそ、ジンギスカンを囲む楽しさを端的に表していると感じました。
今後も、味付ジンギスカンの魅力を全国、そして世界へと発信し、羊肉文化のさらなる発展に寄与してまいります。 皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
文責:菊池一弘(羊齧協会代表、ラムバサダー、審査員)
無料
※ただし、審査用の商品のご送付ならびに送料は、応募者様の自己負担でお願いいたします。
※【市販品部門のみ】一次選考で選出された上位3商品は、一般消費者による最終選考用に、別途約15〜20kg分の商品のご送付をお願いさせていただきます。
食味(おいしさ、食べやすさ、タレと肉のマッチングなど、総合的に評価)
グランプリおよび各賞を受賞した企業・店舗へは、下記の賞品を授与します。
(市販品部門/店舗メニュー部門どちらも)
その他に、本グランプリのロゴマークを宣伝・販促に使用する権利が得られます。
(ロゴデータをご提供させていただきます)
※詳細は追ってご案内させていただきます。
※参加の場合、会場までの交通費・宿泊費等はすべて自己負担でお願いいたします。